
夏と言えば冷たいドリンク!
でも、グラスやボトルが水滴で濡れてしまってテーブルがべちょべちょに・・・なんて事になっちゃいますよね。
そんな時のためのグッズがコースターなのですが、DIY好きの方ならやっぱり【自分だけのオリジナル】が欲しくなりませんか?
今回はコースターにぴったりの素材や、自分でできる素敵なコースターを出来るだけ安く作成する方法方をご紹介したいと思います。
最後までお付き合いください。
目次
自作コースターに向いている素材ってどんなもの?
自作に限らずコースターを選ぶ時、どういう選び方をしますか?
選び方は人それぞれだと思いますが、一般的に流通しているコースターの素材は「紙・布・木・コルク・シリコンなどの樹脂・フェルト・珪藻土」が主流と考えられます。
コースターに適した素材
先にお伝えした素材はどれも皆さんも見かけたことのある巣材のはずです。
それらの素材それぞれの特徴などを簡単にご紹介しておきます。
紙 | 1回ずつ使い捨てが前提。衛生的に使いたい店舗などでよく使われている。 |
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布 | 洗って何回も使える気軽さから人気があります。価格的にも安価なので、好きな柄の物何枚も集める楽しみ方もあります。吸水性はありますが、うっかりそのまましまうのは臭いやカビの原因になるのでNG。 |
木 | 軽くて加工がしやすく、温かみを感じられる自然素材で和食器にも合います。吸水性は比較的低く、素材によっては染みになりやすいので使用後は速やかにふき取るなどのお手入れが大切です。 |
コルク | コルク素材も木と同様に自然素材で軽く、加工も容易です。木素材よりも吸水性が高く、ナチュラルな質感と見た目はグラスだけでなく陶器のカップにもマッチします。ただ吸水したコルクコースターをそのまま放置したり収納するのはほかの素材同様カビや臭いの原因になりますので、使用後は乾燥させて長持ちさせることが出来ます。 |
シリコン | シリコンや樹脂素材はカラフルでポップなデザインも多く、レースのような細かなカッティングもこの素材ならではの加工と言えます。吸水性は無いため、冷たい飲み物の水はテーブルに伝って水たまりのようになることも。どんな汚れもほとんど染みになる事はなく、丸ごと洗って拭けるのが特徴ですが、熱には弱いので注意が必要です。 |
フェルト | 羊毛で出来ているフェルトは保温性が高いのが特徴です。フェルト製のコースターは冷たい飲み物より温かい飲み物の時に使うのがおススメです。吸水性は高めですが、素材の性質上布のようにまとめて洗って乾燥させるというのには向きません。 |
珪藻土 | 珪藻土コースターの珪藻土は植物性プランクトンの化石が堆積してできた地層から取り出されたもので、とにかく吸水性に優れています。自然素材の中でも吸水性は群を抜いており、速乾性・脱臭性を持ち合わせているのが特徴です。コーヒーなど色の濃い飲み物をこぼしてしまうと即座に給水して染みになってしまう場合があるので気を付けて下さい。 |
コースターにも吸水性や保温性など特徴があるので、夏に向かないものもあるのですね。
自作しやすい素材ってある?
生活にまつわる様々なアイテムの中で「作れそう」と思ったらワクワクするのがDIY大好きさんではないでしょうか?
DIYは日曜大工だけを指す言葉ではなく「自分で出来る事は自分でやってみよう!」というものですから、コースターも例外ではないはず。
私はリネンの糸でドイリーを編む要領でいくつも作りためたことがありますが、ハンドメイド好きな方なら好きな布を使ってリバーシブルに使えるコースターなどを作った事もあるのではないでしょうか。
- 布・・・自分で作成しようとする時、上で挙げたものの中で言えば布のコースターが一番手軽に作れると思います。ミシンがなくても手縫いで作成できるのがポイントです。
- レース糸・・・上に上げてはいませんが、レース編みの要領で好きな大きさに仕上げることが出来ます。
- フェルト・・・市販のフェルトを縫い合わせたり、その上にポイント刺繍などを施すのもかわいいですし、羊毛フェルトの状態から自分で色を混ぜたりしながら成形すれば素朴ながらも温かみのある可愛いコースターが作れますよ。
- コルク・・・コルクシートは百均などでも販売されていますので、好きな形に切り取ればすぐにコースターが出来ます。
- 木・・・市販品のような加工は難しいですが、薄くスライスした状態のものが売れていますので、そういった素材を使って加工すればオリジナルコースターも作成可能です。
ここで挙げたもの以外の素材は、コースターの状態に加工されたものを購入して加工するか、業者に依頼する方法で”オリジナル”なコースターを作れます。
おしゃれに仕上げるためのアイテム
無地のコースターでも十分その役目は果たしてくれますが、せっかくなら見るたびにニンマリするような仕上がりにしたいですよね。
ちょっとかわいく、ちょっとおしゃれにするためのアイテムについて考えてみました。
既製品に加工するなら
素材によって価格は異なりますが、市販の無地のコースターは模様の入ったものと比べて安く購入することが出来ます。
無地コースターを自分の好きなコースターに作り替えれば、世界に一つだけのコースターになりますよね。
スタンプ
コースターなら、耐水性のインクパッドを使えばオリジナルスタンプをポンと捺すだけでオリジナルコースターが出来上がります。
消しゴムハンコや、オーダーして作ったお気に入りスタンプを思う存分楽しむチャンスかもしれません!
Instagramに消しゴムハンコを捺して作ったオリジナルコースターを見つけました。
こんな感じに気軽におして楽しむことが出来ますね。
電熱ペン
ちょっと扱いになれないとコテで絵を描くのは難しいのですが、あえてご紹介する理由は・・・これ出来るようになったらもっとDIYの世界が広がると思ったからです。
ウッドバーニングで木やコルクの素材に焼き絵をつける方法があります。
スキルアップすれば細かなイラストも描けるようになりますよ。
こちらの方はハッシュタグを見るとウッドバーニング初心者のようですが、うまく描けていますね。
ワンポイントから手掛けていくのも楽しそうです。
転写シール
オリジナルのイラストを施すことは出来ませんが、転写シールを使えば完成度の高いコースターを作成することが出来ますよ。
いろんな柄の転写シールがあるので、その中から組み合わせれば世界に一つだけのコースターだって作れます。センスの見せ所でもありますね。
このコースターの素材はわかりませんが、こんなにシンプルでおしゃれなものがセリア+ニトリのコンビで作れるんですね!
ポーセラーツ
こちらは転写シールとはちょっと違って自宅で作成するのは難しいけれど仕上がりがとても素敵な”ポーセラーツ”の作品です。
転写シールは張れば完成ですが、ポーセラーツは焼付作業が必要です。一般家庭に用意するにはこうかな電気炉が無いと完成しないため、気になる方はポーセラーツ教室やワークショップなどに参加されるのもいいかもしれません。
オーブンポーセ
ポーセラーツが気になるけど、近くでサロンやワークショップの開催がなくて残念・・・と思われた方、大丈夫です。
まだポーセラーツほど柄のバラエティがありませんが、自宅のオーブンで焼付作業ができる転写紙があります。
800℃で焼き付けるポーセラーツに対し、オーブンポーセは170℃で出来るので、それなら自宅でも出来ますよね。
こちらはコースターではなくプレートなのですが、オーブンポーセでもこんな素敵な作品が出来るんですよ。
やり方は同じなので組み合わせや配置でオリジナリティあふれるコースターが作れそうです。
他の素材で作ったコースター実例
Instagramには、たくさんの方が自作したコースターが投稿されていてとても参考になります。
フェルトや布帛で作ったコースターもとても素敵だったので紹介したいと思います。
フェルトボールで作ったポコポコ下コースターは暖かそうですし、端切れで作る布のコースターもハンドメイドならではのかわいらしさがあります。
木製コースターも猫の肉球がワンポイントになっていてシンプルながら温かみのあるデザインで素敵ですね。
まとめ
業者に依頼して完成度の高いオリジナルコースターもいいのですが、自分で工夫して楽しむのも手作りならではでいいですよね。
今回は「安く作成する」をテーマに、素材や作成方法などをご紹介してきましたがいかがでしたか?
皆さんのハンドメイド・DIYライフの中で参考にして頂ければ嬉しいです。
夏だけでなく冬も活躍してくれる素敵なコースターを、ぜひ作ってみてくださいね。


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