
アクリルキーホルダーは、手軽に作れる人気のオリジナルグッズ。
「作ってみたい!」と思いながらも、どうやって作れば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、自分だけのオリジナルアクリルキーホルダーの作り方についてご紹介します。
初めて作る人でも、意外と簡単に自作できますよ。
目次
オリジナルアクリルキーホルダーが欲しい!
アクリルキーホルダーとは、絵や写真などがデザインされたプラスチック製のキーホルダーのことです。
好きなイラストや写真などをプリントしたり、自分で絵を描いたりして、オリジナルのアクリルキーホルダーを作ることも可能です。
たとえば以下のような人は、アクリルキーホルダーを自作するのがおすすめ。
- 自分の好きなデザインのアクリルキーホルダーがない
- 自作のイラストをキーホルダーにしたい
- 身近な人やペットの写真をキーホルダーにしたい
キーホルダーはカバンやポーチなどにつけられるので、自分の好きなデザインのアクリルキーホルダーがあれば、持ち歩くだけで楽しくなりますよね。
アクリルキーホルダーを作ったことがない人は「むずかしそう」と思うかもしれませんが、作り方さえわかれば初めてでも簡単に自作することができますよ。
オリジナルアクリルキーホルダーを自作する方法
アクリルキーホルダーを自作する方法はいくつかありますが、今回は初めてでも簡単に自作できる方法についてご紹介します。
作り方は4種類です。
自分が作りやすいと感じた方法で、作ってみてくださいね。
プラ板を使ったアクリルキーホルダーの作り方
アクリルキーホルダーを自作するなら、プラ板を使うのが基本の作り方です。
自作の絵を描くこともできますし、好きなイラストを自分で写し描きすることもできます。
プラ板には透明や半透明などがあり、厚みもお好みで選べます。
材料は100円ショップや文具店、通販などで購入可能です。
注意点としては、1/4くらいの大きさに縮んでしまうので、それを考慮した大きさに作ることがポイントです。
わかりやすい動画とともに解説していきます。
①プラ板に好きな絵を描きます
油性ペンや水性マーカーなどを使って、プラ板に絵を描きます。
クーピーや色鉛筆、アクリル絵の具などで描くこともできますが、仕上がりの雰囲気が異なるので、色彩の好みで選ぶと良いでしょう。
プラ板を加熱すると縮むので、描いたときよりも仕上がりのほうが色は濃くなります。
②ハサミでカットします
絵に沿ってハサミでカットしていきます。
イラストのギリギリで切り取っても良いですし、少し余白を残して切り取ってもOKです。
切り取ったら、穴あけパンチでキーホルダーの金具をつけるための「穴」をあけます。
③トースターで加熱します
アルミホイルをクシャクシャにして、広げたものをトースターに入れて予熱しておきます。
予熱ができたら、先ほどのプラ板をアルミホイルの上に乗せて加熱します。
2つ一緒に入れるとくっついてしまう恐れがあるので、1つずつ加熱するのがおすすめです。
プラ板がキューっと縮んでいき、動きが止まったら取り出します。
丸まってくっついてしまいそうになりますが、焦らずに動きが止まるまで待ちましょう。
取り出すときは熱いので注意してください。
軍手や割り箸などで取り出すのがおすすめです。
④厚い本などで押さえ、平らにします
厚い本で押さえて平らにしますが、文字や色のある部分で押さえると、プラ板に映ってしまうことがあるので中が必要です。
白い無地の部分や、紙のブックカバーをして押さえると良いでしょう。
クッキングシートでプラ板を挟んでから、本を乗せると安心です。
⑤穴に金具をつけて完成です
キーホルダー用の金具には、いくつか種類があります。
ナスカンやボールチェーンなど、好みによって選ぶと良いでしょう。
お好みでチャームをつけると、グッと可愛くなります。オリジナリティーもアップしますね。
印刷できるプラ板を使ったアクリルキーホルダーの作り方
プラ板の中には、デジタルデータをインクジェットプリンターで印刷できるものもあります。
文具店やホームセンター、100円ショップなどで探してみてください。
もちろん、通販でも購入できます。
自分で絵を描くと手作り感が出てしまいますが、既存のデザインをプリンターで印刷すれば、売り物のようなクオリティーに仕上げることも可能です。
ただし、既存のキャラクターを印刷する場合には、著作権にご注意ください。
販売目的ではなくても、グッズを作成すること自体がNGの場合もあります。
注意点としては、印刷される面を間違えないこと。
印刷されるのは、プラ板のザラザラの面です。
裏面に印刷しないように、確認してからセットしましょう。
プリンターに印刷できるプラ板をセットしたら、パソコンに保存してあるデータをプリントアウトします。
インクが乾いたら、ハサミで切り取ります。
ここから先の手順は、上記の作り方と同じです。
レジンで仕上げるのがおすすめ
厚い本で平らにしたら、レジンで仕上げるのがおすすめです。
自分で絵を描いたアクリルキーホルダーにも、仕上げにレジンを塗るとキレイな仕上がりになります。
レジンを塗ると気泡ができるので、つまようじなどで潰しながら伸ばします。
レジンを塗り終わったらUVライトで固める方法もありますが、太陽光に当てておけば固まります。
ベランダなどに1日置いておきましょう。
レジンでコーティングするメリットは、印刷面が剥げるのを防げること。
また、レジンを塗るとぷっくりとした仕上がりになり、ツヤも出るのでプロっぽいアクリルキーホルダーが作れます。
ハメパチを使ったアクリルキーホルダーの作り方
100円ショップでも購入できる「ハメパチ」を使えば、初心者でも超簡単にアクリルキーホルダーを自作することができます。
イラストや写真をそのまま入れることができるので、自分で絵を描く手間もなく好きなキーホルダーが作れます。
作り方は説明するまでもなく、ハメパチのカバーを外して、中に絵や写真を入れるだけ。
面倒な作業が苦手な人は、ハメパチを使って作るのが1番簡単にアクリルキーホルダーを自作できる方法です。
ラミネートフィルムとプラ板を使ったアクリルキーホルダーの作り方
ラミネートフィルムを使ったアクリルキーホルダーの作り方は、好きな絵や写真をラミネートフィルムで挟み、それをプラ板にレジンで貼りつける方法です。
プリンターがない人は、印刷できるプラ板を購入しても印刷できないですよね。
その場合には、ラミネートフィルムを使ってアクリルキーホルダーを作ると良いでしょう。
①まずはプラ板を先に作っておきます
上記で説明した作り方で、あらかじめプラ板を加熱して縮めておきます。
プラ板はキーホルダーの土台になるので、好きな形・好きな大きさに作っておきましょう。
穴をあける場所は、ラミネートフィルムを貼る場所よりも外側に「穴専用の場所」を作っておいても良いでしょう。
②ラミネートフィルムに絵や写真を挟みます
ラミネートフィルムについているフィルムを剥がし、好きな絵や写真を貼ります。
ラミネートフィルムは粘着質になっているので、紙を置くだけでくっつきます。
次に、先ほど剥がしたフィルムを絵や写真の上に貼りなおします。
空気が入らないように、手などで押さえながら貼っていきましょう。
ラミネートフィルムを2枚使って、両側から貼りつける方法もあります。
③ハサミでカットします
あらかじめ作っておいたプラ板の大きさに合わせて、ラミネートフィルムをカットしていきます。
絵や写真に沿ってギリギリを切り取っても良いですし、透明の余白を残して切り取ってもOKです。
④レジンでプラ板に貼りつけます
プラ板にレジンを少し垂らし、その上にラミネートフィルムを置いて貼りつけます。
しっかり貼りついたら、さらにその上からレジンでコーティングします。
お気に入りのオリジナルアクリルキーホルダーを持ち歩こう!
オリジナルアクリルキーホルダーを自作する方法についてご紹介しました。
意外と簡単に作れるので、初めての人でも安心です。
お気に入りのキーホルダーを持ち歩けば、毎日がワクワクしてきそうですね。