
「オリジナルコースターを作ってみたいけど、どんな素材があるのかなぁ」と思っていませんか?
一般的なコースターは紙製が多いですが、実は、他にもいろいろな素材のコースターがあります。
それぞれの素材の特徴やメリットを知って、どの素材でオリジナルコースターを作るか決めてみましょう。
この記事では、オリジナルコースターの素材の特徴と、用途別の素材の選び方について解説します。
自分だけのオリジナルコースターを作り、毎日の生活にちょっとした楽しみを盛り込んでみましょう。
オリジナルコースターの素材の特徴とメリット
オリジナルコースターを作るなら、まずはどんな素材があるのかを知っておきましょう。
それぞれの素材の特徴とメリットをご紹介します。
珪藻土のオリジナルコースター
「珪藻土(けいそうど)」とは、藻が海底などに積もり、長い年月をかけて化石となったものです。
表面には、目に見えないほどの小さな穴が多数開いていて、吸湿性が高いのが特徴です。
そのため、コースターとしてコップの水滴を吸収するほか、バスマットや食器の水切りとしても活用されています。
業者によっては豊富なカラーの中から好きな色を選べるので、よりオリジナリティーの高いコースターを作ることができます。
コルクのオリジナルコースター
コルクコースターに使われるのは、「コルク樫」と呼ばれる木の樹皮です。
ワインボトルのコルク栓や、インテリアに利用できるコルクボードと同じ素材です。
比較的安価な素材であるにもかかわらず、以下のような機能性にすぐれているのが特徴です。
- コップが滑りにくい
- 水滴の吸収性が高い
- 熱にも強く、熱いものを置いてもOK
- 弾力性があり、コップを置くときの音を抑える
コルクコースターは安価なのに丈夫な素材で、繰り返し使えるのも魅力です。
しかし、強引に折り曲げると割れたり、破けたりしてしまうので注意しましょう。
多少ニオイが気になりますが、コースターとして使用するぶんには問題ない程度です。
アクリルのオリジナルコースター
プラスチック製で透明感がある「アクリルコースター」は、衝撃や熱に強くて丈夫な素材です。
オリジナルキーホルダーをアクリルで作ることも多いので、知っている人もいるかもしれません。
ただし、アクリルコースターは、コースターの本来の機能である「吸水性」がまったくないことがデメリットです。
さらに、アクリルコースターが濡れることでコップなどが滑りやすくなることも残念ポイントになります。
とはいえ傷がつきにくかったり、オリジナルデザインがきれいにプリントできたりすることはメリットなので、目的に合っていればアクリルコースターを作る価値はあります。
ラバー素材のオリジナルコースター
「ラバー素材」のオリジナルコースターは、やわらかいゴム素材でできています。
繰り返し使えるのはもちろんメリットですが、衝撃を吸収する素材のためグラスやコップを傷つけることがありません。
同時に、テーブルも傷から守ることができます。
また、他のオリジナルコースターと違って、ラバー素材は立体感があるのも特徴の1つです。
より絵柄を際立たせたい人は、ラバー素材のオリジナルコースターを作ると良いかもしれません。
また、絵柄によって切込みが入っているので、不安定なグラスは置きにくいかもしれません。
オリジナルデザインを「印刷する」というよりは、「埋め込む」という表現がピッタリのめずらしいオリジナルコースターが完成するでしょう。
濡れても滑りにくいことはメリットですが、水を吸わないことはデメリットです。
紙のオリジナルコースター
カフェやバー、レストランなどの飲食店でよく見かけるのが、もっとも一般的な「紙」のコースターです。
使い捨てなので汚れても心配はいりませんし、安価なのでオリジナルコースターを作るには最適な素材です。
硬い厚紙のもの・やわらかくて薄い紙などいくつかの種類があり、厚さもさまざまです。
紙なので形や印刷などの加工が自由自在に楽しめることが大きなメリットでしょう。
繰り返し使うことはできませんが、使い捨てなので衛生面では安心して使うことができます。
ウッド(木製)のオリジナルコースター
天然素材ならではの風合いが楽しめるのが、「ウッド素材」のオリジナルコースターです。
天然の木材を使用しているので、ナチュラル感を感じられるのはもちろん、高級感もかもし出してくれます。
使用する木材は、ヒノキやアカシアなどが多いようです。
中には、天然木の枝をそのままスライスしたコースターまであり、バラエティー豊かです。
ウッドコースターの醍醐味は、天然素材ならではの1つ1つ異なる風合いが楽しめるところ。
これぞまさに、世界にたった1つのオリジナルコースターですね。
コースターのデザインは、絵柄を彫ってあるタイプやプリントしてあるタイプ、立体的なスタンドが付いているタイプもあります。
コップを置く場所をくり抜いて、一段低くなっているタイプもあり、希望によってさまざまなタイプのオリジナルコースターを作れるのも魅力ですね。
フェルト素材のオリジナルコースター
色もプリントも自由度が高く、比較的安価でオリジナルコースターを作れる素材が「フェルト」です。
小学生の頃は、何かを作るときによくフェルトを使っていませんでしたか?
何だかなつかしいですね。
フェルトならグラスの水滴を吸収してくれるので、コースターとしての機能もしっかり果たしてくれます。
汚れたら洗うことができ、何度でも繰り返し使えるのも魅力です。
ただし、そこまで丈夫な素材ではないため、ある程度の回数を使うと劣化してしまうことはデメリットです。
オリジナルコースターの用途から素材を選ぶ
それぞれの素材の特徴やメリット、あるいはデメリットに関してもご紹介しましたが、用途から素材を選ぶと良い方法もあります。
どのような用途なら、どの素材がマッチしているのか見ていきましょう。
販促品や配布用なら費用を抑えた「紙コースター」
販促品や配布用のオリジナルコースターは大量発注することが多いので、できるだけ1個当たりの単価は安く済ませたいですよね。
その場合には、「紙コースター」がおすすめです。
何といっても紙コースターがもっとも自由度が高く、費用も抑えられます。
特別なこだわりがなく、デザイン重視のオリジナルコースターを作りたいのであれば、紙素材がもっともおすすめですよ。
キャラクターグッズの販売なら「ラバー・アクリルコースター」
「ラバーコースター」や「アクリルコースター」は、デザインの発色が良いことがメリットです。
そのため、ポップなデザインに良く合う素材です。
アニメなどのキャラクターグッズの販売や、ノベルティグッズとして使用するならおすすめの素材と言えるでしょう。
ラバーコースターは、コースターとしての機能性も高いので、販促品として配布しても喜ばれるはずです。
機能性を重視した自宅用なら「珪藻土コースター」
自宅で自分や家族が使うオリジナルコースターを作るなら、見た目はもちろん、機能性を重視したいですよね。
もっとも吸水性が高いのは、珪藻土のコースターです。
オシャレで独特な風合いがあるので、おもてなしのコースターとしても重宝します。
ただし、落としたら割れてしまう恐れがあるので、扱い方にさえ気をつければメリットが多い素材と言えるでしょう。
他の素材に比べると費用が高めなので、自宅で大切に使いたい人におすすめです。
温かみのある天然素材なら「コルク・ウッドコースター」
ナチュラルなインテリアや雰囲気に合わせたいなら、温かみのある天然素材を使った「コルクコースター」や「ウッドコースター」がおすすめです。
天然の素材は、1つとしてまったく同じものが存在しないという意味でも非常にオリジナリティーがあります。
また、デザインのアレンジも意外と応用がきくので、自分好みのさまざまなオリジナルコースターを作ることができるでしょう。
天然素材のグッズは男女問わず人気が高く、とってもオシャレなので、ちょっとしたプレゼントしても大活躍してくれますよ。
ちょっとしたお礼など気軽なプレゼントなら「フェルトコースター」
フェルトコースターは比較的安価なので、ちょっとしたお礼など気軽なプレゼントとして活躍してくれます。
発色が良くカラーも豊富なので、思う存分オリジナリティーを盛り込むことができます。
小さな文字でもキレイに印刷できるため、名刺代わりに配布するのも良いかもしれませんね。
子どもが友達にお礼をするときなどに贈っても喜ばれるでしょう。
オリジナルコースターでドリンクタイムを有意義に!
さまざまな素材のオリジナルコースターについてご紹介しました。
それぞれの特徴やメリットを考慮したうえで、どの素材を使うのかチョイスしてみてくださいね。
自分用のオリジナルコースターも、配布用やプレゼント用のオリジナルコースターも、手にした人のドリンクタイムが有意義になるようなステキなコースターを作りましょう。
デザインの自由度はどれも高いですが、それぞれの素材には得意なデザインの傾向があります。
素材の雰囲気に合ったデザインで選ぶか、デザインから素材を選ぶか、あなたにとってベストなオリジナルコースターを作ってみてくださいね。


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