
「珪藻土」製品は今では自然志向の方に限らず幅広い方々に人気が高まっているので、生活用品売り場などで一度は目にした事があるのではないでしょうか。
そんな珪藻土を使ったコースターは、吸水性も高いのでこれからの暑い夏に役立つアイテムです。
お気に入りの写真や自作のイラストなどを珪藻土にプリントして、オリジナルコースターを作ってみませんか?
目次
珪藻土について知っておきたい事
初めにもお話しているように珪藻土は吸湿性の高さから、自然志向の方などの住まいに於いて壁材として人気が高まりました。
そしてその特性からバスマットとしても需要が高くなっています。
そのほかにも塩が湿気てべたつくのを防止するために、小さな珪藻土ブロックを入れておく方も多いかもしれませんね。
珪藻土って化石なの?
生活の色々なところで、実は珪藻土って役立っているようですね。
そんな珪藻土ですが、じつは化石だってご存知でしたか?
白亜紀以降の地層から産出!?
通常私たちは珪藻土と呼びますが、その名前にあるように珪藻土は元々は藻類の一種である「珪藻」の殻が水底に堆積したものが化石となり岩石になったものが珪藻土なのです。
珪藻土が産出されるのは、なんと白亜紀以降の地層からなのです。
ジュラ紀の次が白亜紀ですから、私たちはそんな古い時代の恩恵を受けているのですね。
珪藻土は昔から壁材などの建材として使われていたほか、土壌改良にも利用されています。
抜群の吸湿・吸水性
珪藻土の特質としてまず挙げられるのが「吸湿性・吸水性」です。
その理由として、珪藻の殻に細孔と呼ばれる小さな穴無数に開いており、その細孔一つ一つが吸水性を持っている事が挙げられます。
無数に開いた細孔は土壌改善の他にプールの水をろ過するためにも使われているのです。
そして細孔で吸水するだけでなく、しっかりと放湿するという特性があります。
日本の高温多湿な夏を快適に過ごすために、昔から使われていた漆喰よりも吸湿性報質性の高さからも、珪藻土が健在として重用されるようになったのですね。
現在ではしっかり吸水してカラッと乾くその特性からバスマットとし注目されています。
珪藻土コースターのメリット・デメリット
珪藻土を利用するときのメリットとデメリットを簡単に確認しておきましょう。
メリット
- 高い吸湿・吸水性と放湿性=調湿性(漆喰と比べると20%アップ)
- 高い放湿性
- 自然素材である
- 消臭・脱臭効果
- 色々な色(顔料)にすることが出来る(漆喰の場合はその性質上白色がメイン)
- 燃えにくい(融点は1,250℃)
などのメリットがあげられます。
デメリット
- 漆喰と比べてコストが高い(建材として使用する場合)
- ざらざら感があり表面が粉っぽく黒い服などに着くことがある
- 高い吸水性から、色の濃い物をこぼすと染みになりやすい
- 使う凝固剤で効果が左右されやすい
これらがデメリットとして挙げることが出来ます。
写真やイラストをプリントしてオリジナルコースターに
夏は冷たい飲み物が美味しい季節ですよね。
でも、そんな冷たい飲み物を飲む時って水滴に悩まされたりしませんか?
テーブルが水滴でべちゃべちゃしてしまうのは嫌なものです。
そのためにコースターを使う方は多いと思いますが、紙のコースターだとふにゃふにゃになってしまうし、布帛の物も濡れてしまうとなかなか乾いてくれませんよね。
濡れてもあっという間に乾いてくれる事から、珪藻土を使用したコースターが最近多く見かけるようになりました。
せっかくなら自分の好きなイラストや写真をプリントして楽しんでみませんか?
珪藻土に模様を入れる方法
何も模様の無い、白やパステルカラーの珪藻土コースターはよく見かけるかもしれませんが、模様の入ったものはあまり見かけないかもしれません。
珪藻土は顔料を入れて色を付けても、漆喰のように白浮きしないのでカラフルなコースターにする事が可能ですが、平らな面を見ると・・・絵が欲しい!と思ってしまいませんか?
オリジナルコースターを作る時、模様を入れる方法は3つあります。
- シルク印刷:シルクを張った版を使って印刷するポピュラーな印刷方法。多色刷りも可能ですが一色ずつ版が必要になるため、価格も高くなってしまいます。社名などのロゴ入れに向いています。
- インクジェット印刷:作成したオリジナル原稿データを、名前の通りインクジェットプリンターでコースターに印刷する方法で、フルカラーのイラストや写真をプリントするのに最適です。
- レーザー加工(レーザー彫刻):作成した原稿データを、専用のレーザー加工機を使って加工する方法です。焼き付けたような仕上がりになります。
好きな写真や、趣味のイラスト、ロゴなどをカラフルにプリントしたいならインクジェット印刷がおススメです。
オリジナルコースターを作る費用の内訳は?
オリジナルの珪藻土コースターを作成してくれるサイトをいろいろ見ていると、他のオリジナルグッズを注文するのとは価格の計算方法が違う事がわかります。
通常オリジナルグッズの作成代行を依頼する場合、すべての工程をまとめて単価計算が出来ますが、珪藻土の製品の場合は印刷方法によって”版代””データ配置型代”などが別途必要になります。
ほとんどのサイトでは必要事項をサイト内で入力して見積もり価格を確認できるのですが、その内訳は
本体価格(無地の珪藻土コースター)+印刷代/個+データ配置型代
となっています。
どのくらいの価格で作れる?
珪藻土コースターをオーダーすると、クラフトボックスまたはOPP袋に個別に入れて納品される事が多く、それ自体はデフォルトな場合がほとんどです。
データ配置型代などに関しては、3,000~8,000円とサイトや印刷方法によって幅があります。
本体価格は200円~300円なので、そこに印刷代/個とデータ配置型代が加算される事になります。
データ配置型代を考えると、一つ当たりの価格が高く感じてしまうかもしれませんが、社名やSHOPのロゴなどを入れてノベルティや記念品として利用する場合はロットが300~500個くらい作成する事がほとんどなので、個人で楽しむというよりはちょっと目先の替わった販促品として作成するのに向いていると言えるかもしれません。
個人で楽しむならココがおススメ
ME-Qではなんと1個から注文可能、しかも1個の価格が700円と言う安さです。
もちろんデータ配置型代などは不要なので後から加算される心配もなく、インクジェットプリントでフルカラー対応なのは嬉しいですね。。
パソコンやスマホから写真やイラストをアップロードして、メッセージなども作成することが出来ます。
ロゴには縁取りのアリ・ナシとその色も選ぶことが出来ますし、フォントも選択可能です。
カーソルでサイズも変えながら、全体のイメージを確認することが出来るので便利だと思います。
会員登録はしなくても注文できるというのも気軽に注文できるポイントではないでしょうか。
コースターの形も丸と角のどちらかを選べるのですが、なんといってもカラーが充実しているのもうれしいポイントです。
もともとビビットな色を入れても白く浮いたりしないのが珪藻土のいいところですが、あまりカラフルなものを見かけることがないので、ちょっと人と違ったものが作れるのではないでしょうか。
まとめ
これからますます暑くなっていくと冷たい飲み物がおいしいですよね。
そんな時に”珪藻土コースター”はノベルティやプレゼントにピッタリではないでしょうか。
自然素材でぐんぐん吸水してくれるので結露なんて気にせず冷たいグラスをテーブルに置くことが出来ますし、紙や布帛素材より高級感があると思いませんか?
オリジナルデータを入稿して珪藻土のコースターを作成するときは
- 最小ロットに注意(100個以上からのサイトも多くあります)
- 本体価格の他に印刷代が別途必要なことが多い
これらの点に注意してください。
珪藻土のバスマットなどは重量感がありますが、コースターだと軽いし差別化を図れるので企業やお店の宣伝にも、そしてもちろん個人で楽しむのにもおしゃれなアイテムになるはずです。


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