
日々の生活に欠かせない存在といっても過言ではないスマホですが、長期間使用しているとどうしてもバッテリーの劣化を実感するときがきます。
今回の記事ではスマホのバッテリーが劣化してしまう原因とその対策方法についてご紹介します。
お気に入りのスマホを長く使うためにも原因を把握し、長期間使えるように参考にしてみてはいかがでしょうか。
こんな症状が現れたらバッテリーの寿命かも
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池です。
リチウムイオン電池の特徴は小さいのに大容量という点ですが、その反面劣化しやすいというデメリットもあります。
およそ300回程度の充電で劣化を感じ始め、500回程度充電すると50%~70%まで性能が落ちてしまいます。
1日に1度充電すると考えると約1年で劣化を実感し、2年経つ頃には寿命を迎えるというわけです。
もちろん使用方法によってはこれ以上に長持ちする場合もありますし、反対に1年程度で寿命を迎えてしまう場合もあります。
まずは、バッテリーが寿命に近づいたときに起こりやすい症状からご紹介します。
症状1.フル充電できない
まずは、充電に時間がかかったり100%まで充電できなかったりという症状。
例えば寝る前に充電器に差し込んでいたのに、朝起きたときでも充電できていないという症状がこれに当てはまります。
また、充電ができていたとしても異常に電池を消耗するというのも寿命に近づいたときに起こりやすい症状の1つです。
症状2.予期せぬ不具合
その他にも勝手にシャットダウンや再起動を繰り返すという症状が挙げられます。
最終的にはバッテリーが膨らむこともあり、こうなってしまうと最悪の場合バッテリーが爆発することもあり得ます。
そもそもスマホのバッテリーが劣化する原因とは?
なるべく長くスマホのバッテリーを使いたいのであれば、対策方法を考える前にまず原因から考えてみましょう。
その原因を取り除かないことには対策もできず、寿命を延ばすことは難しいでしょう。
原因1.スマホの過充電
過充電とは充電が完了した状態、つまりは100%まで充電した状態からさらに充電をし続ける状態のことを示しています。
リチウムイオン電池は熱により変化を起こします。
充電中は発熱している状態ですので、その熱で変化してしまい、バッテリーの容量が減ってしまう原因となります。
原因2.スマホの過放電
過放電とは充電が完全に切れてしまった状態、つまり残容量が0%になった状態です。
過充電と同じく、過放電もスマホにとってよい影響はありません。
過放電をしてしまうとバッテリー内部にある電極が傷んでしまうと考えられており、充電がなかなかできないという状態を引き起こす原因になります。
原因3.高温環境
スマホのバッテリーにとって最もよくないとされるのが高温環境での使用や放置です。
バッテリーにとって最適な温度は16℃~22℃であると言われており、35℃を超える環境ではバッテリーの容量に回復不能な損傷が与えられる可能性があります。
原因4.充電しながらのスマホ使用
充電しながら音楽を聴く、ゲームをするという方は少なくはないでしょう。
しかし、充電しながらスマホを使用するのは、放電も同時に行いながら繰り返し充電を行っている状態になります。
経験がある方もいることでしょうが、スマホ自体にかなりの熱を帯びます。
それによりリチウムイオンが変化を起こし、バッテリーの劣化につながります。
原因5.1日に何度も充電
リチウムイオン電池は300回程度の充電で劣化を実感し、500回程度で寿命が近づきます。
つまり、1日に充電する回数が多ければ多いほど、それだけ早く寿命を迎えてしまう原因となります。
今すぐ実践!スマホのバッテリーを劣化させない対策5選
少しでも長く使うために原因がわかればすぐに対策を行いましょう。
今回はすぐに実践できる5つの対策方法をご紹介します。
劣化対策1.寝ながらの充電を避ける
正確には寝ながらの充電というより、過充電を避けるといった方が正しいでしょう。
近年発売されているスマホの中には、100%になれば充電を行わない、持ち主の睡眠時間、つまり充電器から抜く時間を把握し、その起床時間と思われる時間に100%の充電になるような速度で充電するという過充電防止機能が備わっているものもあります。
その機能がスマホにはなく、どうしても寝ている間に充電する必要がある方は、充電が完了するとそれ以上充電をしないモバイルバッテリーを使用するというのも1つの手です。
劣化対策2.充電するタイミングを考える
過放電もスマホにとっては悪影響です。
また、1日のうちに何度も充電するというのもよくありません。
ですので、充電をするときはなるべく充電が減っていて完全になくなっていないタイミングで行うとよいでしょう。
もし出先などで充電がなくなりそうになった場合は、0%になる前に電源を落とすことで過放電を防ぐことができます。
劣化対策3.高温環境下に置かない
リチウムイオン電池の最大の敵である高温環境、例えば車のダッシュボードに置かないようにしましょう。
また、スマホケースによっては熱がこもりやすいものもあります。
そのタイプのスマホケースを使わないようにするというのも高温からスマホを守る手段です。
もちろん、充電中にスマホを使用するというのはもってのほかです。
緊急の電話などでない限り、充電中はなるべく放置するようにしましょう。
劣化対策4.スマホの動作を軽くする
スマホは処理が重くなると発熱しやすくなります。
そのため、スマホの保存容量を空けておくというのはバッテリーの劣化対策としては有効な手となります。
保存容量を空けるほかにも、常駐アプリの数を減らす、キャッシュの定期的な削除というのはスマホの処理対策に役立ちます。
劣化対策5.不要な通信・アプリの起動を制限させる
Wi-FiやBluetooth、GPSなどの常時通信を行っているような機能はスマホの過剰使用につながります。
充電中や不必要な時は通信を切っておくとよいでしょう。
また、常時起動しているアプリの制限はスマホの動作が軽くなるだけでなく、バッテリーの過剰使用を防ぐことができます。
もちろん手動で行ってもよいですし、バッテリー管理アプリなどで自動化してもよいでしょう。
スマホのバッテリーは劣化する
スマホのバッテリーは経年劣化を起こしますが、使い方によっては寿命を早めてしまうこともあります。
ですが、スマホを手放せない、充電中でも使用する必要があるという方もいることでしょう。
そんな時に便利なのはやはり「モバイルバッテリー」です。
災害時など充電ができないときはもちろん、日常生活でも欠かせない存在となっています。
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