
プリントTシャツの色落ちや剥がれなどに悩んだ経験がある人もいるでしょう。実際に、プリント部分の印刷方法によって、洗濯方法は異なるので注意しなければいけません。
正しい方法で洗濯することで、お気に入りのTシャツを長持ちさせることができます♪今回は、プリントTシャツの正しい洗濯方法をご紹介します。ぜひ、プリントTシャツをお持ちの方は参考にしてみてください。
目次
洗濯OK?プリント方法別のTシャツの特徴
プリントTシャツを製作する場合は、インクジェットプリントや昇華転写プリントなど、さまざまなプリント方法があります。プリント方法の特徴を良く理解した上で洗濯をしなければ、ひび割れや剥がれの原因になるので注意してください。ここでは、各プリント方法のTシャツの特徴についてご紹介します。
インクジェットプリント
インクジェットプリント加工は、生地に直接インクを吹きつける印刷方法です。洗濯堅牢度テストの基準は満たしているため、通常通りの洗濯でもプリントが剥がれ落ちる心配はありません。しかし、摩擦や熱に弱いため、稀にプリントが剥離することもあります。
昇華転写プリント
昇華転写プリントとは、昇華染料をインクジェットプリンターにより専用の紙にプリントし、その後、印刷した紙に高温の熱をかけることでインクを気化させ、繊維に色を浸透させる加工方法です。昇華転写プリントは、発色が美しく、色の表現行も広く堅牢度は抜群に良いです。そのため、洗濯による剥離の心配も必要ありません。
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンは、生地の表面にインクを付けているため、そのまま洗濯すると生地がよれて、ひび割れや剥がれの原因になります。そのため、洗濯するときは、プリント部分が剥がれないように、特に注意しなければいけません。
フルカラー転写プリント
フルカラー転写プリントは、デザイン部分のみを圧着させるため、カッティングのようなフチができません。生地に馴染んだシルクスクリーンのような風合いに仕上がります♪色落ちもほぼなく、生地の伸びによる割れにも強いという特徴を持っています。
プリントTシャツの洗濯のコツ
プリント方法の特徴を理解したら、プリントTシャツの洗濯方法を学んでいきましょう。ここでは、正しい洗濯方法の手順をご紹介します。
1.洗濯表示を確認する
Tシャツの素材は、綿やレーヨンなどさまざまなものがあります。お気に入りのTシャツを長持ちさせたいのであれば、洗濯表示のタグを確認しましょう。手洗い表示のTシャツは、デリケートな加工がされているものが多く、洗濯機で洗うと繊維が傷んで長持ちしません。数回、洗濯した程度でヨレヨレになることもあるので注意しましょう。
2.洗濯機より手洗いがベター
綿100%のTシャツは洗濯機で洗うことができますが、攪拌でねじれたり、こすれてしまったりします。そのため、頑丈な素材のTシャツでも痛みや変形が出てきてしまうのです。そのため、洗濯機で洗えるものでも、Tシャツの形を長持ちさせたいなら手洗いをしましょう。
[手洗い方法]
1.浸け置き洗い |
洗浄液を入れたお湯の中にTシャツを入れて汚れを浮かします。 |
2.押し洗い |
Tシャツを上から押してあげましょう。繊維の縮みを起こすことなく、汚れを落とすことができます。 |
3.もみ洗い |
Tシャツに頑固な汚れが付いている場合は、指の腹を使って軽く揉みます。 |
4,つまみ洗い |
固形物が付着している場合は、全体を洗うのではなく、液体洗剤をつけてギュッとつまむように洗います。 |
乾燥機に入れない
プリント方法にもよりますが、プリント部分は熱に弱いです。そのため、プリント部分にアイロンをあてるのは避けましょう。また、乾燥機をかけてしまうとプリント部分が剥げることもあります。
プリントTシャツの洗濯方法
プリントTシャツの特徴を理解したら、Tシャツを洗ってみましょう。実際に、どのような方法で洗えば良いのでしょうか?ここでは、プリントTシャツの洗濯方法についてご紹介します。
洗濯機を使用する場合
洗濯機でプリントTシャツを洗う手順は次の通りです。
1. Tシャツを裏返す
Tシャツを裏返すことで、プリント面が洗濯槽や他の衣類との接触するのを防ぎます。接触を防ぐことで、剥げや色落ちを防ぐことができます。
2. 中性洗剤を使用する
洗濯洗剤には、さまざまな種類があります。パッケージ裏面に「中性」と記載された洗剤を選ぶと、生地の痛みが少なくなります。
3. 脱水時間を短くする
脱水に時間をかけると水分が抜けて、乾きやすくなります。しかし、洗濯機の中でグルグルと回し続けると生地にダメージが加わります。そのため、生地を傷めないためにも、脱水時間を短くしましょう。
手洗いの場合
お気に入りのプリントTシャツを洗う場合は、手洗いにしましょう。手洗いだと力加減などを自分で調整できるため、生地が傷みにくいです。手洗いでプリントTシャツを洗う手順は次の通りです。
1. 洗浄液をつくる
洗面器にお湯を張り、水量に応じた洗濯洗剤を投入します。
2. 押し洗いをする
汚れが気になる部分を押すように洗います。
3. 洗剤をすすぐ
Tシャツについた洗剤をすすぎます。
4. 脱水する
洗濯ネットにTシャツを入れて、約30秒ほど脱水します。
プリントTシャツの干し方
プリントTシャツの洗濯方法に注意をしても、干し方を間違えてしまうと型崩れを起こしてしまいます。そのため、Tシャツの干し方にも注意しましょう。
Tシャツを干すときは、ハンガーを使用する方もいますが、首元からハンガーを入れようとすると、首周りが伸びてしまいます。首周りの生地がヨレヨレになるとキレイに着こなすことができません。そのため、ハンガーで干す場合は、お腹の方からハンガーを入れてください。
プリントTシャツの洗濯におすすめの洗剤
泥汚れなどには弱アルカリ性の洗濯洗剤を使用しなければいけませんが、通常の洗濯時には、中性洗剤を使用しましょう。中性洗剤は、肌への刺激が少ないため、すすぎが弱くても安心です。
洗剤はさまざまな商品が販売されていますが、ここでは、おすすめの中性洗剤をご紹介します。
アタックZERO
テレビCMで話題を集めている「アタックZERO」は、次世代消臭抗菌+を配合しており、汚れとニオイを洗い上げてくれる中性洗剤です。漂白剤は含まれていないため、プリントTシャツも安心して洗うことができます。
NANOX
NANOXは、独自のナノ洗浄で汚れやニオイをシッカリ落としてくれる中性洗剤です。このナノ洗浄は特許技術が採用されており、少量の洗剤でも汚れがシッカリと落とせると高い評判を集めています。
さらさ
プリントTシャツを手洗いする場合におすすめなのが、さらさです。自然由来の成分を使用した中性洗剤なので、手が荒れる心配がありません。乳児や幼児がいる過程からも人気を集めています。
まとめ
今回は、プリントTシャツの洗濯方法をご紹介しました。印刷方法によっては、プリント部分の色落ちや剥げが起きることもあるので、洗濯タグを良く確認しましょう。また、型崩れにも注意してみてください。正しい方法で洗濯すれば、お気に入りのTシャツが長持ちします♪お気に入りのTシャツを長く着続けるためにも、ぜひ、これを機会にプリントTシャツの洗い方を見直してみてください♪


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