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他人事じゃない!クラスTシャツを作る前に知っておきたい著作権のこと

文化祭や体育祭、サークル活動の思い出を彩るクラスTシャツ。インパクトのあるデザインで、思いきり目立ってみたいですよね。誰でも知っているあのロゴに似たパロディTシャツなら、多くの人にアピールできちゃいます。

しかしクラスTシャツを作るのに、必ず知っておかなくてはいけないのが著作権の問題です。この記事ではオリジナルのクラスTシャツを作る時に知っておきたい、著作権との関係性について解説しています。

一生の思い出になるクラスTシャツ

Tシャツ

お揃いのクラスTシャツは、皆で協力して取り組む行事のシンボル的な存在です。団結力ややる気アップだけでなく、一生の記憶に残る思い出のアイテムにもなるでしょう。そんな大切なアイテムだからこそ、きちんと著作権をクリアして余計な心配をしなくて済むようにしたいですよね。

まずは著作権についての基礎知識や、パロディTシャツを作る際に気を付けたいポイントをチェックしておきましょう!

クラスTシャツにも著作権って関係あるの?

Tシャツ 著作権というとなんだか大仰なイメージがありますよね。文化祭や体育祭で1日着るだけなんだし、そこまで気にしなくても……と思う方もいるかもしれません。しかし著作権は誰にでも関係がある問題であり、軽視すると思わぬトラブルの原因になることも。ここではクラスTシャツと著作権の関係についてご紹介しています。

著作権と知的財産権について

著作権についてお話する前に、まず『知的財産権』について知っておく必要があります。世の中に生み出された作品は作者(著作者)の財産として認められており、作品を独占して利用する権利を有しています。それらを一定期間保護する権利のことを『知的財産権』と呼ぶのです。

知的財産権には9種類の分類がありますが、今回のテーマであるクラスTシャツで関係があるのは『著作権』『商標権』の2つだと考えられます。著作権の範疇には音楽や絵画、映画、デザイン等が、商標権には企業ロゴ等が含まれています。クラスTシャツを作る際は、それぞれに配慮することが求められます。

著作権と商標権は権利者を保護するためのもの

・漫画やアニメのキャラクター

・バンドや映画のロゴ

・企業ブランドやWebサービスのロゴ

・雑誌や書籍、映像作品のタイトル、写真、文章

・実在人物の名前や写真

これらはすべて作成した人や企業に使用権利があり、それぞれの法律で保護されています。著作権は創作と同時に発生する権利とされているので、特別な届け出は必要としません。企業ロゴの場合は特許庁に所定の届け出を経ることで、商標として認められるのです。くわえて、人物写真は別の権利で保護されています。当人の許可なしに公開されることを防ぐ肖像権、経済的価値を持つ人物の写真を許可なく商品等に使われることを防ぐパブリシティ権により、それぞれの受けるべき利益を保護されているのです。

それでは実際にクラスTシャツを作る時に、著作権や商標権に問題があると思われるケースを見ていきましょう。

有名人の写真を使う

タレントやアーティストの写真はそれだけでインパクトがあり、デザインに使いたくなってしまいますよね。しかし許可なしに写真を使うのは、肖像権、パブリシティ権、場合によっては他の権利侵害になる可能性もあるのでNGです。

有名企業のロゴやアーティストのロゴを使う

誰でも知っている企業やアーティストのロゴは、多くの人にアピールできる洗練されたデザインと知名度が魅力ですよね。しかし企業ロゴ等はビジネスイメージを大切にして、そのロゴを作成・使用しています。本来想定していない使い方をされることで、損害を受ける可能性もあるのです。このことから、企業やアーティストのロゴを許可なく使うことは認められていません。

アニメや漫画のキャラクターを使う

アニメや漫画のキャラクターについては、勝手に使うのは良くないという認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。有名なテーマパークにいるキャラクターの版権がとても厳しいというのは有名な話です。架空のキャラクターでもそれを創造した作者や出版している企業には著作権が生じ、使用には許可が必要です。

パロディやオマージュでクラスTシャツを作りたい場合は?

クラスTシャツを作る際に気になる、著作権について解説してきました。ここではもう少し踏み込んで、パロディや有名ロゴのオマージュでクラスTシャツを作りたいというケースについて考えてみたいと思います。

権利者に許可を得る必要がある

架空のキャラクターや企業ロゴ、人物写真は著作権等の権利で保護されています。これらのデザインや画像をクラスTシャツに使用したい場合、権利者に許可を取る必要があります。利用期間や目的によっては許可を得られることもあるので、事前にコンタクトを取ってみるのもひとつの手です。

学校で使う物でも著作権への配慮は必要?

Tシャツ

「学校で使うものに著作権は関係しないから、クラスTシャツは大丈夫なのでは?」という意見もあります。これは、半分正解で半分誤りです。

著作権法第35条では、教育機関における著作物の運用指針について以下のように定義しています。

学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における利用に供することを目的とする場合には、その必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。以下この条において同じ。)を行い、又は公表された著作物であつて公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができる。

改正著作権法第35条運用指針 より引用

つまり『学校その他の教育機関で授業に使用する著作物は、必要と認められる範囲で複製(コピー)や複製の配布が認められる』ということですね。ここだけ読めば、学校行事である文化祭等で使用されるクラスTシャツはOKなのでは?と思えます。しかしこの場合の『授業』の範囲には学校行事は含まれず、クラスTシャツに著作権法第35条を適用するのは難しいとする解釈が一般的なようです。

自作のTシャツなら大丈夫って聞いたけど……

「販売を目的としない個人使用なら大丈夫」という意見もよく聞かれますね。確かに著作権法第30条では

自分自身や家族など限られた範囲内で利用するために著作物を複製することができる。

公益社団法人著作権情報センター より引用

このように定められています。たとえば家の中だけで着て、本人と家族くらいしか見る人がいないTシャツなら、個人使用の範疇に入ると考えられます。しかし文化祭やサークル活動等で着るクラスTシャツは、大勢の目に触れますしSNSにアップすることもあるでしょう。著作権法でいうところの『自分自身や限られた範囲内での使用』にはあたらないと解釈するのが、一般的な考え方のようです。

著作権に違反したらどうなるの?

著作権や商標権を侵害した場合、権利者から差止請求(権利を侵害している物品や作品の回収等)、損害賠償請求が行われる可能性があります。実際個人に対して裁判を起こされるケースはさほど多くはありませんが、ことによっては周りを巻き込むだけでなく、決して少なくはない代償を支払うはめになることもあります。軽く考えず、他者の権利を侵害せずにクラスTシャツを作る方法を考えてみましょう。

著作権に抵触しないクラスTシャツを作るには

Tシャツ

著作権とクラスTシャツの関係について解説してきました。聞き慣れない単語も多く、「どうやったら著作権に抵触しないTシャツを作れるんだろう」と不安になってしまった方もいるかもしれません。ここでは、著作権に触れずにインパクトのあるクラスTシャツを作る方法をご紹介しています。

フリー素材サイトを活用しよう

ネットに出回っている画像にもそれぞれ著作権がありますが、中には許可なしに使用できる素材を集めた『フリー素材サイト』というものがあります。サイトによって使用範囲や規約が異なっているので、使用する前に必ず確認しておきましょう。

ひとくちにフリー素材といっても、著作権による利益を放棄したいわゆる『パブリックドメイン』と呼ばれるもの、著作権は放棄せず再使用の許可を出している『クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)』と呼ばれるもの等、その使用条件はそれぞれです。最初にきちんと規約を確認さえすれば、高品質で使い勝手の良い素材でクラスTシャツを作ることができます。うまく活用するようにしたいですね。

プロに依頼する方法も

既存のデザインをアレンジしたパロディTシャツやオマージュは、著作権に関する判断が難しいものです。そんな時は多くのノウハウを持つプロの業者に相談してみましょう。業者作成を依頼すると高くつくイメージがありますが、実は1枚当たりで考えると意外とお手頃価格のところも少なくありません。

オリジナルグッズラボでは、耐久性、プリントの発色等にすぐれた高品質なクラスTシャツを作成しています。「こんなデザインにしてみたい」とか「こんな雰囲気にするにはどんなデザインが良い?」といった相談をしつつ、デザインを提案してもらうことも可能です。

著作権に配慮して、思い出に残る一着を作りましょう

オリジナルのクラスTシャツを作るには、著作権等に関する配慮が必要になるということについて解説してきました。ちょっと面倒にも思えますが、余計なトラブルなしに思い切り行事を楽しむには、必要なことばかりです。

思い出に残るかっこいいクラスTシャツを作るなら、オリジナルグッズラボに相談してみませんか?

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