
お気に入りのオリジナルステッカーを作ったら、失敗しないようにきれいに貼りたいですよね。
失敗して剥がしてしまうと、粘着力が弱まって剥がれやすくなってしまうため、ステッカーを貼るのは一発勝負です。
そこで今回は、オリジナルステッカーをきれいに貼る方法についてご紹介します。
車やガラス、プラスチック容器など、どんな物に貼る場合にも応用できますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
夏や冬はステッカーをきれいに貼りにくい季節!?
ステッカーを貼りやすい季節なんて、あまり気にしたことがないですよね。
でも実は、ステッカーをきれいに貼りにくい季節があるんです。
夏は粘着部分がベタベタして貼りにくい
気温の高い夏は、ステッカーの粘着力が増してきれいに貼りにくい季節です。
ステッカーが熱くなってしまうと、粘着部分が溶けてベタベタしてしまうのです。
車や自転車、バイクなどの屋外のものに貼る場合には、直射日光を避けて、ボディが熱くなっていない状態にすることが大切です。
朝の涼しい時間帯なら、まだ熱くなっていないのでおすすめです。
また、日陰で冷ましてからステッカーを貼るのも良いでしょう。
冬は粘着部分が硬くなって貼りにくい
逆に、気温の低い冬はどうでしょう。
気温が低いとステッカーの粘着部分が硬くなり、粘着力が低下してしまうため、きれいに貼りにくいのです。
なぜなら、ステッカーを貼りつけるところまでは順調に作業できても、表面のフィルムを剥がすときにステッカーまでくっついてきてしまうのです。
そのため、冬の寒い時期にステッカーを貼る場合には、ドライヤーなどで温めてから貼るようにすると良いでしょう。
オリジナルステッカーのきれいな貼り方
では、オリジナルステッカーのきれいな貼り方について解説します。
- 準備するもの
- 貼る前の準備
- 貼り方の手順
という順番でご紹介していきますね。
準備するもの
スキージ
スキージとは、ステッカーを貼るためのプラスチック製のヘラのことです。
スキージを使うことで空気をきれいに抜くことができ、ステッカーがシワになるのを防ぎながらきれいにピタッと貼ることができます。
スキージがなければ「定規」でも代用できますが、スキージのほうがきれいにステッカーを貼ることができます。
100円程度で購入できるので、用意しておいたほうが良いでしょう。
マスキングテープ
マスキングテープとは、剥がしやすいテープのことです。
オリジナルステッカーを貼る場所を決めたら、そこにステッカーを仮止めするために使用します。
また、貼る場所にマスキングテープを貼り、貼る場所をマーキングするためにも使用できます。
乾いた布
オリジナルステッカーを貼る際には、貼る場所をきれいに掃除することが大切です。
乾いた布を用意し、ステッカーを貼る場所をきれいに拭き取りましょう。
貼る前の準備
貼る前の準備として、まずはオリジナルステッカーを貼る場所をきれいに拭きましょう。
中性洗剤などを使い、小さな汚れやホコリなどが残らないようにきれいに拭き取ってください。
ステッカーは非常に薄い素材のため、ほんの小さなゴミでもデコボコになってしまうので、貼る前に汚れを拭き取ることは重要なポイントとなります。
ただし、油分を含むものを使用すると粘着力が弱まり、ステッカーが剥がれやすくなるため気をつけてください。
油分を落とすためにも、中性洗剤を使って拭き取るのがおすすめです。
きれいな貼り方の手順
では、いよいよ貼っていきましょう。
「失敗しないように」と思うと緊張しますが、リラックスして作業を行ってくださいね。
スキージでフィルム面をこする
まずは、ステッカー表面のフィルム面をスキージで軽くこすります。
ステッカーにフィルムがしっかり貼りついていないと、きれいに貼ることができなくなるのでご注意ください。
貼る場所を決める
次に、オリジナルステッカーを貼る場所を決めます。
貼る場所の形状にもよりますが、マスキングテープでステッカーを仮止めするか、ステッカーを貼る場所にマーキングとしてマスキングテープを貼ってみてください。
先に場所を固定しておかないと、途中で曲がっていることに気づいても剥がせません。
もし一度貼ったものを剥がしたら、ステッカーが剥がれやすくなってしまうので、面倒でも貼る場所を決めてから作業を行いましょう。
台紙を剥がす
貼る場所にステッカーを固定したら、ステッカーを裏返して台紙を剥がします。
勢いよく剥がすと、ステッカーがくっついて剥がれてしまうので、ゆっくり慎重に剥がしていきましょう。
ステッカーの端を持ち、粘着部分が貼りついてしまわないように気をつけてください。
このときに、粘着部分にゴミなどが付着しないように気をつけることも大切です。
ステッカーを貼る
いよいよステッカーを貼っていきます。
利き手にはスキージを持ち、もう片方の手でステッカーの端を持ちながら、少しずつ貼っていきます。
空気が入らないように、端から順番にスキージでこすっていきましょう。
表面のフィルムを剥がす
最後に、ステッカーの表面についているフィルムを剥がします。
ゆっくりと剥がしていくのがポイント。
もし、ステッカーがくっついてくるようなら、少し時間を置いてから剥がしましょう。
寒い時期なら、ドライヤーなどで軽く温めるときれいに剥がれやすくなります。
ただし、温めすぎには要注意。
仕上げ
問題がなければ、ここで完成しているはずです。
気泡が入っていないかどうかチェックしてみましょう。
もし気泡が入ってしまった場合には、針で穴をあけて空気を抜きます。
ここでスキージを使うのはNG!
ステッカーが剥がれたり破れたりしてしまうので、表面のフィルムを剥がした後はスキージを使わないでください。
大きなステッカーをきれいに貼るコツ
大きなステッカーを貼る場合は、慣れていないとなかなかきれいに貼れないものです。
そこで、大きなステッカーをきれいに貼るコツについてご紹介します。
台紙から剥がす前に分割しておく
大きなステッカーは、2つに分割すると貼りやすくなります。
台紙から剥がす前に、ハサミで切っておきましょう。
もちろん、ステッカーのデザインの部分を切らないように気をつけてください。
文字のステッカーの場合には、途中で分割しやすいですね。
文字の場合にも、キリの良い部分で切るのがおすすめです。
2枚目を貼るときにズレないように注意する
大きなステッカーを分割した場合、2枚目をきれいに貼ることがポイントです。
もともとは1枚のステッカーなので、2枚目をきれいに貼らないとステッカーの完成図が狂ってしまいます。
とくに2枚目を貼るときは、曲がったりずれたりしないように注意しながら貼りましょう。
オリジナルステッカーをきれいに貼れない2つの失敗ポイント
お気に入りのデザインでオリジナルステッカーをつくっても、きれいに貼れないと楽しめないですよね。
多くの人が失敗しやすいポイントは、主に2つあります。
貼る場所をきれいに拭いていない
1つめは、ステッカーを貼る場所をきれいに拭いていないことです。
ステッカーを屋外のものに貼る場合には、とくにきれいに掃除してから貼ることが大切です。
目に見えないくらいの小さなホコリや砂でも、ステッカーがデコボコになってきれいに貼れなくなってしまいます。
粘着力が弱まってしまう原因にもなるため、油分もしっかりと拭き取っておきましょう。
空気が抜けていない
オリジナルステッカーをきれいに貼れない失敗ポイントの2つめは、空気がしっかりと抜けていないことです。
ここが1番むずかしいポイントなので、焦らずに慎重に進めていきましょう。
スキージを持っていない場合は、購入することをおすすめします。
スキージを使って、端から順番に少しずつ貼っていきます。
このときに、粘着部分がくっついてしまわないように、手でしっかりとステッカーを浮かせておくことが大切です。
きれいに貼ってオリジナルステッカーを楽しもう!
お気に入りのオリジナルステッカーは、きれいに貼れましたか?
失敗ポイントに気をつけて慎重に貼りつければ、オリジナルステッカーを存分に楽しむことができますよ。
ステッカー貼りは一発勝負ですが、緊張しすぎず、肩の力を抜いてきれいに貼りましょう!


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